Fate/stay night                        

★★★
★★★★
★★★★
内容 ★★★★★
ゲーム性


シナリオ

 10年前の大火災で全てを失い、だが父を得た主人公「衛宮士郎」。彼はすでに亡くなった父の教えを守り日々危険な魔術の鍛錬に勤しんでいた。大火災で自分だけ生き残り他の人を助けられなかった士郎はいつしか困っている人はみんな助けられる正義のヒーローになりたいと思うようになっていた。そう自分を助けてくれたの父のように。
 そんな士郎は帰り遅れた学校の放課後、人智を超えた戦いを目にする。このままでは赤い奴が殺されてしまう、そう思った士郎はいつの間にか身を隠すことを忘れて叫んでいた・・・
 手にした者の願いを叶えると言われている聖杯。その聖杯をめぐり七人の魔術師(マスター)がそれぞれ自分の役割を持った使い魔(サーヴァント)を使役し殺しあう、

騎士 "セイバー"
槍兵 "ランサー"
弓兵 "アーチャー"
騎兵 "ライダー"
魔術師 "キャスター"
暗殺者 "アサシン"
狂戦士 "バーサーカー"


それが聖杯戦争、それは冬木の町で60年周期に行われる儀式であった。

レビュー

 2004年最高のゲームと言われることのもっとも多いゲームですかね。個人的にはこれを超えるゲームはほかには無いと思っていますが。
 TYPE-MOONのゲームはやっぱしすごい!!とてもよく作りこまれた設定、引きこまれる文章が魅力です。漫画にもよくありがちですが、話を広げすぎて作者自身も何がなんだかわからなくなり、結果、設定に矛盾が生じる。そんなことがまったく無いです。矛盾を見つけるととても冷めてしまいますが、このゲームはそんなこと気にせず進めていくことができます。
 エンディングは大まかに分けて3本、セイバー、凛、桜のエンディングです。最初が同じだけで後はほとんど完全に分岐しているのでどのシナリオも楽しむことができ、BADENDもすべてみようと思うと総プレイ時間は80時間を越すんじゃないかというボリュームです。登場するキャラがみんなしっかり立っていて見せ場があるのも魅力ですね。

 セイバールート

   やっぱり二人は似たもの同士って事ですかねー、二人とも自分のことは二の次で他人を救おうとする。いいですねー、美談ですよ。
一番泣けたのはセイバーの回想シーンです。全ての戦いを終えた後、アーサー王が部下にエクスかリバーを返して来いといってる辺りが自分的豪泣ゾーンでした。凄まじい降雨量でした。良純さんもびっくりです。

 凛ルート

   思ったのは士郎つえー、アーチャーかっけーL(>0<)」
実はあまり好きなルートじゃないです

 桜ルート

   待ってました桜!!ヘ(>ロ<)ノ
自分このルートのNORMAL ENDが一番好きです。悲しくて、悲しくて。鬱度メッサ高いです!!ここまでブルーになれるゲームが他にあるのか?否。ある訳無い!あの日、自分は受験生でありました。次の日朝から冬期講習があるというのにマウスをクリックする音は止まることを知りませんでした・・・そして見てしまいました、あの超ド級のエンディングを。。眠れませんでした。翌日の化学の講義中、最前列で凹んでました。何か心に残るものがあったわけではないです。ただ、悲しかったんです。それだけです。 

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