月光のカルネヴァーレ
笑 | ★ |
泣 | ★★ |
鬱 | ★ |
内容 | ★★★★ |
ゲーム性 | ★ |
シナリオ
自動機械人形(オートマタ)の世界的生産地であり、錬金術の影響が色濃く残るその歴史都市ベルモント。
その町で売れないタクシー運転手を営む男ロメオ。
彼は、人狼であり、人狼で構成される組織オルマ・ロッサから抜けベルモントに記憶喪失の自動機械人形アンナと隠れ住んでいたが、その敵対組織である鳥兜(ルパーリヤ)との抗争に巻き込まれていく。
そこに隠される陰謀と、組織間の因縁に触れたときロミオはどんな選択肢を選ぶのか・・・
レビュー
Nitro+の作品な訳ですが、ファントム後の作品がいろいろな方々に相当きつい評価を付けられている中でこのゲームはNitro+の復活の兆しを予感させてくれるゲームだったんじゃないかと思います。
ファントムでは殺し屋としてしか生きていく方法がなかった主人公が成長していく過程でいろいろな考えができるようになっていくという「人間の成長」や、「自由に生きることの素晴らしさ」をこれでもかってくらいに伝えてくれるゲームでした。
それに対し月光のカルネヴァーレではあまり主題がないと思います。
ロメオが人狼であり、アンナやルナリアが人狼を殺す為に作られた自動機械人形であってその二対極間での恋愛を描いているのですから、ロミオとジュリエットのような「結ばれない恋」を描こうとしたのかなとも思います。実際アンナは自分がロメオを殺してしまうんじゃないかと苦悩したりしますし、名前がロメオだし・・・
ヴァレンティーノのすべてを包み込むような「家族愛」、カルメロのシルヴィオに対する熱烈な「忠誠」などいろいろな小テーマみたいなものはありますが、一つのことに絞って書いたほうがいいシナリオになった気がします。
シナリオとして全く悪いわけではない、しかしファントムと比べると見劣りがする。その違いはそんなところから来てるんじゃないかと思います。
ただ、キャラに関してはとてもよい出来だと思います。魅力溢れるキャラ多いです。ヴァレンティーノの家族に対する愛情の深さ、カルメロやダヴィデのはっちゃけちゃった感じ、ペルラの可愛さ(なぜペルラを攻略させてくれないのかが疑問です(-_-#))、カルメロに至っては、アンナシナリオでシルヴィオを助けるときなんてカッコよすぎです!オマエキャラ変わってないか?って突っ込みたいくらいですよ・・・
好みのENDはノエルの「場所を告げる」方のENDです。内容は語りません。自らの目で見て感動してください。
結果としてファントムには内容で劣るが、それ以外は満足!
ただクドイようですが、
ペルラを攻略させてください!!
それだけです。
[現実からの逃避]
http://otyome.koiwazurai.com/