空帝戦騎 〜黄昏に沈む楔〜

内容 ★★★
ゲーム性 ★★★★★


シナリオ

 大地と海の無い世界。あるのは果てしなく広がる空と浮き島のみ。生きるために、夢をつかむために彼らは船に乗り空賊となった。
 記憶を失い、吸血鬼になっても大切な人を探すため戦う「ガウェン・マーニラル」、王女であったのもかかわらず、幼き頃革命によって国を追われ、空賊として育てられた「パティ・グラン」、自立したいと思うが、悪辣な家族から離れられない「トマス・ベンベスター」、最強の船を作ることだけに生涯のすべてを投げ打つ科学者「マシスト・バクラー」彼ら四人の独立した四つのストーリー。そんなイメージのゲームです。

レビュー 

 取り敢えずゲーム性は高いです。桃太郎電鉄にカードバトルを組み合わせたような戦闘システム。面白いです。はまります。シナリオは四人分あるのですが、戦闘マップはどれも同じです。そこがなんとも二週目以降のやる気を削いでくれます↓しかし、二週目以降は戦闘マップのスキップがあるのでシナリオを読みたい人にはありがたいです。難易度は結構高いと思います。私はゲームは苦手ではないほうですが、何度かいきづまりました。戦闘で稼いだ金を好きなように自分の船に注ぎ込めるので愛着わきます。上級者の為のラスボスより強い敵なんかもいたりするのでやりこむ価値ありです。そのうちの一人として、「冥色の隷姫 〜緩やかに廃滅する青珊瑚の森〜」の主人公である「魔人イグナート」も出てきます。

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[現実からの逃避]
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