車輪の国、悠久の少年少女

シナリオ

　【車輪の国、向日葵の少女】のFDです。そのヒロインだった「日向夏咲」「三ツ廣さち」「大音灯花」「樋口璃々子」のその後のショートストーリーと、特別高等人最終試験監督役だった「法月将臣（阿久津将臣）」と主人公だった「樋口健」の父親「樋口三郎」の過去の話、また可愛そうなことに登場後ものの30秒ほどで死んでしまった（私は彼女が一番好みです◎）悲劇の少女「南雲えり」の遅刻した理由、この四つとオマケで構成されています。

レビュー

　まず、誰もが一番楽しみにしていたであろう阿久津将臣編についてですが、まぁいい出来だと思います。【車輪の国、向日葵の少女】で「るーすぼーい（シナリオライター）」さんの信者となってしまった人にとっては展開も読みやすく短かった為少々物足りないかもしれません（私は信者ですＯ(≧∇≦)Ｏ イエイ！！）、それを差し引いても魅力ある文章、そして至る所に仕掛けられた笑いの種で楽しませてくれます。タイトルであり、主題でもある「車輪」にもしっかり触れてきます。憎しみの連鎖というか、きっと「アリィ・ルルリアント・法月」の試験監督とかもみんなこーしてきたんだろーなーとか思いました。その連鎖を、健たちや法月将臣の強さが断ち切ったんでしょうね。
　ヒロイン編ですが、はっきりイってツマンナイデス(￣曲￣)何も無いのに無理やり作った感があり読んでて退屈です。ホント・・・それだけ
　残念ながら南雲えり編も内容無いですね。もはや展開がよくわからないです。

　　　　　　　　　　　「それ、私の弟の骨です！！」

　は？？あなた何を言ってるんですか？
なんであんたの弟の骨をよくわかんねー人殺しが持ってるんですか？ねえ？
ワケガワカラン(￣д￣)

そんな感じです。

阿久津将臣を見る為にやるって感じですかねー

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[現実からの逃避]
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